パレ 女主人公 章の内容メモ⑪の後半
2022年 06月 17日
・占い対決するはずが、李長明の突然死
・宮の外で大臣100人土下座の圧力
・瑕月とお腹の子を守るため、延禧宮を封鎖
・延禧宮の団らんと、持ち込まれた毒
ある日、朝から賑やかだった。
いや、可能性としては低いだろう。
愉妃はそうするのも仕方ないくらいだったが、嘉妃はまだそこまででもないと思う…。
陛下が訪ねてきて、第六皇子の事を伝える。なぜ自分に伝えるのかと問うと
●李長明の死
和親王(慕北楓)が力になってくれて、色々動いてくれていた。天象に詳しい人選も決まり、占い対決のめどがたったと知らされたが…
突然、李長明の死が知らされる。
金沛涵と葉若瑩の密談~
薬を使って、瑕月を流産させる計画を立てる。
「子を失えば、あの女は狂ってしまうだろう。そうなれば陛下の愛想も尽きる」
●土下座で強迫
大臣たちが100名ほど、宮門の外でストライキする。ひざまづき、
「妖星を取り除く勅命を出さなければ帰らない」と。宮門の外…これで都中に知れ渡ってしまった。人数を武器にした脅迫である。
雪が降り続け、あたりが銀色に染まっていく。屋根の下にいる瑕月と、延禧宮を訪れた陛下は見つめあった。
瑕月「陛下、私めの子はけして妖星などではありません。お願いです!この子を私めから奪わないでください!」
陛下「…もう、知ったのか?」
この子を奪わないで、と泣く瑕月。
「泣くな…。朕はただ、この子に触れたいだけだ。それでもダメか?」
「そなたとこの子を守ると約束したではないか。…そんなに朕のことが信頼できないのか?」
戸惑っていると、陛下は瑕月を抱き上げて延禧宮のなかに運んだ。
綺羅「陛下やめてください!皇子様は小主の命です!奪わないで」
楊海「陛下、太后様がこちらへ向かっています。今しばらくお待ちください!」
瑕月「陛下お願いです…そんなことをしたら、陛下の事を恨みます…私めが陛下を許しません」
陛下「朕にこんな厳しい事を言ったのは、今回が初めてだな」
「四喜、伝令だ。直ちに延禧宮を封鎖し誰も入ることは許されない。食事と薬は全て綺羅と宋子華に任せる。紀夢川に精鋭を集めさせ、延禧宮の守備を固めるように、以上だ」
瑕月「陛下…私めの子を殺さないのですか…?」
陛下「そんなこと、最初から一言も言っていない。そなたが緊張しすぎだ」
「いい、そなたは何も悪くない。不安を感じさせた朕が悪いのだ。今後は何も心配しなくていい。他の事は朕がやる」
「朕のそばにいてくれ。雨風は全て受け止めてみせる」
●延禧宮封鎖
陛下は延禧宮を封鎖した。
食事や薬は綺羅たちや子華に任せ、外は紀夢川に護衛を集めさせて守る構えである。
陛下は意思を示し、大臣たちは散った。
李長明の遺体は手がかり究明のため保全される。
●毒
すっかりシャットアウトされた延禧宮は、宮での噂も入ってこない。
洛一鍋が、本やおもちゃなど退屈しのぎの物品の他、良い知らせを持ってきてくれた。
「李長明が殺された事は確実です。氷でできた鋭いもので耳を突かれていた。妖星のせいではない。犯人もきっと見つかります!」
書斎で、瑕月は知春と本を読みながら話をする。
知春「小五が、四喜様から読み書きを学んでいたので、一緒にいたときに私も少し教えて貰いました」
「小五と斉寛は仲が良いです。あの二人は頭が良くて一回ですぐおぼえられるけど、自分はそうではないから、(斉寛にも)何回も教えて貰った」
「斉寛とは長年の付き合いで、宮中で一番親しい人」
綺羅が斉寛を連れて乱入し、ほのぼのとわちゃわちゃする。
その日の夕食。
美味しく食べていると、斉寛が辛味でむせた。知春が水をとってこよう立ちあがり、数歩歩いたところで倒れる。
駆けつけた子華は、知春の症状をみていぶかしむ。料理を銀針で調べたが異常はない。
陛下も駆けつけた。
また半端な切り方で12章に続く